ピーターラビット展に行ってきた [文化・芸術]
ピーターラビット展に行ってきたのです。
渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムにて,10月11日(火)までだっていうんで,オイラの仕事が休みの日にバタバタと行ってきましたよ。
いやー,見事なまでにピーターラビット好きのおばさまばかりでしたわ。自分のことを棚に上げるけど。
平日だったのに原画の前に列ができていて,それがまた流れが遅くて,でもじっくりと原画を見てきましたよ。ところてんのように流されながら。
とにかくおばさまが多い。おばさま,おばさま,おばさま,おばさま,おばあさま,おばさま,比較的若めの女性,おばさま,おばあさま,おばあさま,おばさま,無理矢理連れてこられてた感のあるおじさま,という具合でした。おばさま多い。少し高級感のある方が多め。
それで,ピーターラビットシリーズの原画がずらりと並んでいてすごい。サイズ感は,ピーターラビットの本と等倍くらいでそれほど大きくはないのですが,とにかく存在感がすごい。
原画だと筆致がダイレクトに感じられて,本当に見に来てよかったです。印刷にまでは出てこないところの,繊細な筆遣いが感じられるのです。
ウサギやらネズミやらの毛並みの質感。イチゴの瑞々しさ。建物の佇まい。湖水地方の風景や,動物たちが,こんなに美しく,生き生きと描かれているのです。
で,一通り順路に沿って原画を見たあと,ディーン・フジオカさんが,ピーターラビットの舞台を訪れたときの映像を見ました。英語も堪能ですごい。小母ちゃんはもうメロメロです。
最後の物販。ミュージアムショップで,おばさま方の熱気にあてられました。自分のことを差し置いて行ってますが。オイラもその小母ちゃんの一人か。買い物になると燃えるよね。
買おうと思っていた物はこれ。
今回のピーターラビット展の図録はマスト。これが欲しいがために行ったようなもの。今回出展されている作品が全て写真で紹介されていて,また,ビアトリクス・ポターの作品の解説もあります。たまんないね。
ディーン・フジオカさんの映像つきの物もありますが,オイラ今回は主に予算的な都合でパス。
「ピーターラビットのおはなし」英語版。ウォーン社から刊行されている「THE TALE OF PETER RABBIT」。装丁は,福音館の新装版に近いですね。
日本版にはない挿絵がいくつかあります。
一通り読むと,オイラの英語の勉強に。いやあ,社会人になってから,しみじみ英語に触れることがないから,何か分かったような分からないような。日本語の「ピーターラビットのおはなし」と合わせて読んでみました。
オイラあんまり詳しくないので,違っていたらすみませんが,ちょっと昔の言い回しかな?と思う単語や表現があったように思います。whomって,今の英語で見かけませんよね?
また,石井桃子さんの訳がとってもいいのですよ。オイラのような中学英語に毛が生えた訳し方でなくて,日本語の表現がとても上品で,また臨場感があります。そういう言葉を使いますか~と,すごいとしか言いようがないです。
いやあ,実に楽しかったです。目の保養です。
ついでに,メトロ銀座線に記憶のある中では初めて乗りました。地下鉄なのに,渋谷駅のあたりの高い感じがとってもいいです。
楽しかったですが,疲労困憊です。おやすみなサイ。
最後におまけ。いかにも渋谷らしい場所。
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